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慰安婦合意の問題指摘する~韓国大統領候補

2017年4月4日 15:43

 4日夜、ソウルに帰任する長嶺駐韓国大使について韓国大統領選挙の最有力候補が「会えば慰安婦問題をめぐる合意は問題が多いと指摘する」と述べた。

 最大野党「共に民主党」の大統領選候補である文在寅氏は、ソウルに帰任する長嶺駐韓国大使について、「今後、要請があれば会う」と述べた。

 文氏「私は両国関係の健全な発展のため(大使と)会う用意があります。しかし、慰安婦問題をめぐる合意は問題が多いという点を指摘します」

 文氏は慰安婦問題をめぐる日韓合意について「日本の法的責任と謝罪を明らかにする新しい交渉が必要」とする立場で、大使と会った際には合意の問題点を指摘するとした。さらに慰安婦像の移転については、「日本が過度に介入・干渉する問題ではないと、はっきり説明する」とけん制した。

 文氏は、3日、「共に民主党」の公認候補に大差で選出された次期大統領選の最有力候補。